「理念と経営」社内勉強会を開催してる我が社では
毎月いろんなことに気付かされます。

今月は「徳」でした。

人徳を磨く大切さを再認識しました。
長たる者、「五常の徳」をいかに実践するかが問われます。
五常の徳とは仁・義・礼・智・信です。
「仁」とは他人への思いやり、慈しむ力です。
「義」は人としての正しい生き方のこと。
「礼」とは社会的秩序を守るための生活規範の総称で、礼義作法や道徳観念です。
「智」は物事の善悪を正しく判断する能力のこと。
最後の「信」は信頼や信用、正直な生き方のことです。

徳を磨くには積み重ねしかありません。
薄紙を一枚一枚積み重ねて厚みができるように
繰り返しと継続が重要です。

掃除が徳を積むのに最適なのはよく聞くところです。
自分もいろいろとやってはみますがまだまだほど遠いです。

しかもその「徳」の実践が本当に試され発揮するのは、平常時ではなく
緊急時、追いつめられた時だと思います。

徳を積んでいるはずのいろんな尊敬する方の緊急時の言動を見聞きして
考えさせられることも多くありました。

凡人の自分が本物の「徳」を積むためには努力を惜しまないでおこう
と決意を新たにした一日でした。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帆前昌也