弊社社員が日々の出来事をブログで綴ります。
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心動かされたこと
社員ブログ
月次恒例の社内勉強会でカメラのキタムラ、北村正志氏と
多摩大学教授、田坂広志氏の対談「日本型資本主義」が題材だった。
その中で、日本企業は目に見えない、財務諸表に載らない資本を大切にする。
すなわち、知識資本、関係資本、信頼資本、評判資本、文化資本。
これらを豊かに蓄積していくことこそが、王道の経営戦略。
なるほど。
わざわざCSやESの言葉を使わなくとも、
昔からお客様の満足を考えない商売など無かったし、
社員が喜ばない経営が成功したことはない。
「お陰様で」、「ご縁」こそが商いの原点。
確かに。
欧米型の規則やルール重視の「罪と罰の文化」ではなく、
日本は「恥と美の文化」だという。
誰も見ていなくてもお天道様が見ている。
まったくそのとおりだと思う、日本の企業文化はなんと美しいことか。
しかしそんな中でも疑問に思う商売がある。
会員ポイントサービスなどの内で、既存顧客の既得権を隠すように、
解り難くし、その分を新規顧客サービスに回す。
こんなビジネスモデルに「恥と美の文化」の物差しを当てると
どうジャッジされるのだろうか。
これは美しい日本企業文化ではないだろう。
我々は真に誇れる、美しい日本企業文化を見習いたいと心から思う事例だった。
帆前昌也
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