先日地下鉄の車両内で人間ウオッチングして感じたこと。

立っている人、座っている人に限らず、
携帯電話、スマートフォンを触っている人の多いこと。

なんと半数以上、二人に一人はチマチマしている。

知り合い、友達同志で乗車の人でも会話より画面。

近いうちに社内つり広告の効果も薄れ、広告料金も下がるだろう。

車窓から見える春景色も見えていないだろう。

携帯もスマートフォンも持たない自分から見れば
車内半数以上の人が同じポーズをしている、何とも異様な風景。

生身の人間よりネットにつながっている方が幸せなのか、
身近なものとのつながりは拒否しているように見えて仕方がない。

この便利な物は人間のつながりを本当に変えてしまった。

お話している人同志の中へも割り込む。

会話中に携帯のコールに出るということは、
「今、目の前で話しているあなたよりも大事な人からの
呼び出しなので、あなたとのお話を切ってでもコールに応える。」
と言うメッセージを意味する行動。
失礼の極み。

この国はこのままでいいのだろうか？

本当に大切な人、大切な事とつながるためにはモバイルは切ろう。
心豊かになるために。

帆前昌也