先日、経営コンサルタントの小宮一慶さんの講演を聴講しました。
いい仕事をすることを目的にすれば、いろんないい目標ができる、
自社都合でなく、お役様本位の商品、サービスの提供をしているか、
心がけているかを問う内容でした。
彼は関心を強く持てば、いろんなものが見えると言い、
新幹線の切符の自動改札機でも乗車券と特急券を同時に入れると
出口でどちらが上になって出てくるかを問い、手荷物を抱えたお客様には
指定席の号車、座席番号が記載されている特急券が上になって出てくるのが
お客様本位ででそうあるべきだとＪＲに申し出て改善させたそうです。
お客様本位の企業かどうかの判断基準にはその会社へ
「一番の得意先はどこですか」と質問すればわかると言い、
「○○株式会社さんです」とお客様をいつも、誰もが「さん付け」で呼んでいるか
どうかでわかると言います。
我々はお客様をいつでも「様」付けで呼んでいますか？
呼び捨てにしていませんか？
今一度自身を振り返ってみましょう。

　　帆前　昌也