読書のシ−ズンとなり一冊ピックアップします。　
　
この会社は東淀川に本社がある会社で一般的には知られておりませんが
日本で時価総額第三位の超優良企業です。
最近では回転寿司チエ−ン店への迷惑行為に対する防犯対策として
いち早くカメラとセンサーを複合的に提案し対応した会社として知られています。
又、昔から何かと高収益や高収入では噂される会社でしたが
その理由は外部には殆ど明かされてませんでしたが
強さの秘密は「当たり前の事を徹底的に実施する仕組みと社風」であることがわかりました。
例えば、商談レベルを引き上げる「ロ−プレ」1000本ノックがあり
毎日10〜15分のロ−ルプレイングを繰り返しベテランも若手も関係なく「筋トレ」のように
レベルアップが効いてくる仕組み。
外出日は1日　5〜10件のアポを詰め込むのが当たり前。
外報には商談前と後に必ず入力する。
プロセス重視の評価システム。成果主義ではなく、
報酬に反映するのはＫＰＩ（重要業績評価指標）であり
結果を見るのではなくプロセスを評価。
一人一人が社長。
営業利益の一定割合を全従業員に業績賞として還元しており
全員が「自分が社長」という意識がある。
しかし、全員の行動はガラス張りにして良い数字も悪い数字も
見せてやるべきことは手を抜かずにやる。

等々ありますが、決してスパルタではなく
一挙手一投足の全てが付加価値を生み出すために
仕組み化されていて理念やマインドも一人一人の社員に
深く浸透している企業体であると感じました。
　　　　　　　
神戸/梶本