大阪中央営業所　塩澤です。
２週間ほど前、TVで 「トイレの神様」 という曲を歌いながら、
号泣する4歳の子の番組を見ました。
幼少のころ　おばあちゃん子たった私は詞の内容が、
かぶる事が多く忘れかけていた昔の思い出がよみがえってきました。
実家の向かいに１人で住んでいて、実のおばあちゃんでは無いのですが
良く私の事をかわいがってくれました。　大きな柱時計のネジを巻くのが
私の日課で、時々泊まりに行ったり、買い物に行ってあげたり　・・・
明治生まれで躾には厳しく幼稚園に行く時も大きな声で 「いってまいります」
と言うと 「おはようおかえり」 と返してくれるのですが、
（「いってきます」ではダメ）
他にそんなあいさつをしている子はいないので、
外で待っている友達に聞こえるのが恥ずかしく、なかなか言えなかった事や　
ご飯の時は正座して手を合わせ 「いただきます」 と言うまで食べさせてくれなかったり、
やたら 「バチが当たる」 「神さんが見ている」 と良く言われたものです。
ただ、そんな躾のかけらも、残っていない今の自分が悲しくなります。
私が中２の時亡くなったのですが、
亡くなる前の約4年間顔を出さなかった事を後悔したものです。